ありがとうももち
ついに嗣永さんの卒業の日が来てしまいました。
全く実感がありません。
グッズの事前発売には本当に参りました。4•5月も比較的忙しくない月とは言えかなり休みに融通を利かせてもらっており、30日も全休もらっていたので、29日半休取っていいですかね?というのはどれだけ神妙な顔で言ってもほぼ殺されてたと思います。
そんなわけで、全くオタクではない会社の後輩に依頼して買って来てもらうに至りました。仕事を1日サボらせるため、事前発売が決まった当日から後輩が29日は一切業務をしなくて良いように段取りし、設定されていた謎の研修は顧客と若干揉めている風を装わせ、それを上司や他支店にも広める活動をすることで欠席できるよう工作しました。就職してからこんなに一生懸命仕事をしたのは初めてです。
それはどうでも良いんですが。嗣永さんの話です。
嗣永さんのポリシーというか、信念てちょっと尋常じゃないと思ってます。
「ももち、アイドルだから」
というオタクもみんなハイハイと流す言葉は、彼女の中では本気で軸というか、骨というか、そういうのだったんだろうと思います。
正直、私はアイドルでなくても、芸能人・嗣永桃子さんの今後を見ていたかったです。結婚したとか、子供が生まれたとか、そういうのを見て、嬉しくなったり切なくなったりするのも、別に大丈夫だったと思います。
だけどももちはあくまでアイドルとして芸能界で全うし、アイドル以外の顔を見せないことを選びました。彼女を一生懸命にさせたり、踏ん張らせたりする原動力が、きっとアイドルであるということだったんですね。
なんでなんでと思う気持ちばかりでしたが、今はそれがももちだったんだなと、半分は考えています。ものわかりの良い立派な考えとかではなく、これはもう率直に諦めに近いのですが。
とことん“アイドル”にこだわったももちの姿勢に、やや負かされてしまったというところです。
もう半分は、なんでなんでなんで引退なんかするの!!!!おかしくない!!!!???という気持ちです。
だから全然、全く、見送る準備できてません。
ももちを世界で一番しあわせなアイドルにしてくれてありがとう。
これ、ももちのずるさ全開。こっちのセリフだから、って話ですから。
ももち卒業やめて!撤回して!と毎日考えずにいられませんけど、でも新しい道でももちが頑張る中で、苦しんだり、傷ついたりすることがなるべくありませんようにと祈っています。周りから愛されて、夢を叶えるももちであってほしいです。
可愛いのも、歌うまいのも、真面目なのも、過激なアイドル思想持ってるのも、案外キレやすいのも、いつも笑ってるのも、すごい好きです。私あまり言葉を知らないので、好きなのってなかなか言い尽くせないものですね。
ももちがいないのってどんな感じでしょう。考えられません。思い出だけでも大丈夫なんでしょうか。
Berryz工房を含めて、十数年ずっと好きだったのは間違いないのですが、これからずっとももちのこと絶対忘れない、とは言えないんです。私はすぐ目の前のことに追われてしまうので。
以前ディナーショーの感想に書きましたが、ももちのことを思い出さない日が来るのも否定はできません。
でもなんかふと、思い出しちゃうんじゃないかなと思います。どうしても頑張らなきゃいけない時とか、もう一踏ん張りしなきゃいけない時、そして6月30日には、クソ真面目で、誰もやったことないことを平然とやってのけるアイドルのこと。小さいのに逞しく、半端なく力強い、可愛いスーパーアイドルももちのことを。思い出しちゃうと思うんです。
何度でも思い出させてくれるような。忘れたなら許さない(笑)を本気でやってくれる。そういうアイドルだと思います。
6月30日、ももちのアイドル15周年おめでとうございます。
ラストコンサートが最高の時間になると信じています。
ありがとうももち!